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開発トラブル続発

 2010-09-20
故障 トラブル

フィールドテスト開始から数ヶ月,ジャイロ,MTBで数百キロ牽引しましたが、事故は皆無,しかし故障,トラブルは数多くありました。

一番重要で安全走行に関わる、トゥバー,フレームとの連結部はさすが皆無です。当初ピローボールの作動角度の30度と狭く,自転車側との角度が範囲を超えた時制限され、ドライビンに支障が出てくるのではないかとの危惧も、今ではお笑いごとに済みました。
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ジョイントはピン,セイフティストラップでダブルセキュアされていますが、その内1カ所がおかしくなった事もありませんでした。勿論自転車側で転倒してもトゥバー,トレーラーフレームがねじれてしまう事もありません。全てジョイントの可動領域内です。只、ジャイロとの共用を考えトゥーバーレシーバーの位置をフレーム前方,中央に持って来たのでトゥーバーが長くなり、自転車側のタイヤ逃げ角度を大きく出来なかったので、その場での急な右折はタイヤがトゥーバーに当たってしまい、曲がらずオヤッとびっくりする事がたびたびありました。 この件以来、右折は必ず大回りすることにしています。 市販前モデルはトゥーバーが短く、フレーム前方左側に付くのでこれも解消されるでしょう。

ちゃんとした機械工学,材料工学を勉強して来なかったので、使用した材料の強度,耐久性については皆目知識がありませんでした。
そこで、重要走行パーツには市販品,溶接、加工は町工場にお願いしました。 こちらが頭で考えた、部品の材質,長さの強度,耐久性とかは実際に走行,就寝してみないと判らないという事で、問題が発生した時に考えることにしました。

この数ヶ月,教科書で学ぶ以上に(勿論、ネットで勉強し直しましたが)実際,肌身に感じ,苦しんで,解決策を捻り出し,商品としてものになりつつあるのは驚きです。

フレームの車軸の最初の設計は私の完全な知識,経験不足でした。 1ミリ厚のスチール引き抜き鋼管は20キロ以上の荷重には耐えられません。静的荷重とそれより小さい動的荷重を考えなくては行けなく、良い経験になりました。道路縁石にタイヤがぶつかったり,50キロ弱の荷物を搭載して走行した時に、車軸は支持点から大きく曲がり、ホイールがハの字になって、後側から見るとまるで悪質改造レーサーのようになってしまいました。

もっと肉厚の太いステンレスパイプを考えましたが、市販されているパイプの中で適当なものがなく、又丸棒を旋盤加工してもらうのも金がかかリ,重たくなるので、しばらくは曲がるたびに車軸を取り外し、曲げ修正をしていました。

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ホイールはプラスティックホイールで2個のボールベアリンが挿入されています。非常に回転抵抗が少なく、対荷重もあります。動的荷重は勿論静的荷重よりは少ないのですが、今のところは搭載重量50キロ弱,80キロMAX走行までのトラブルはありません。原チャリクラスの走行には充分でしょう。 アクスルシャフトを抜き取る時に、誤って貫通ドライバーの先を当ててしまい,ボールベアリングを傷つけてしまったようです。手で回してみると少しごりごりと、回してみると左側のホイールの1/10時間しか回りません。 ベアリングは安いのでその内に交換予定です。

トゥバーのフレーム差し込み口は大きな問題でした。
組み立てて見ると、後輪からトレーラーフレーム迄はかなり無駄な長さがあり,最初から強度に対して不安が有りました。短ければ短い程強度は上がり,軽くなります。
25ミリ角アルミパイプに22ミリ角アルミパイプ差し込み溶接し,20キロ程の荷物を搭載すると、簡単に曲がってしまいました。
曲がりを直し、今度は中に20ミリφの鉄パイプを補強で入れやっと曲がらなくなりました。しばらくテストを続け、ある朝,ふとトレーラーを見るとトゥーバー差し込み口がぽきっと折れていました。誰かがトゥバーの上に誤って乗ったのかもしれません。
ホームセンターで22ミリ角のアルミバーを見つけ、トゥバーにボルト締めし、これ以降は曲がり,切損は発生していません。
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